F1 カナダGP 決勝
2005 FIA Formula One Championship Round 8.
- Circuit Gilles Villeneuve, Montreal, Canada -
ライコネンが前戦の雪辱を果たし優勝。フェラーリの二台が 2, 3 フィニッシュ。
マッサ(Sauber) が意地をみせて4位入賞。レッドブルの二台も入賞。
フィジケラ(Renault) はチームメイトのアロンソ(Renault) の猛追を受けて、油圧系トラブルのためリタイア。そのアロンソもいつになく冷静さを欠いて、シケインの縁石に乗り上げすぎてコントロールを失い、右リアをサイドウォールにぶつけてリタイア。カーティケヤン(Jordan)、バトン(BAR) も同じ場所でリタイア。
例年通り、高速でブレーキにきつい『ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット』。レース後半に各チームトラブルが続出。
ルノーの二台に続きバトン(BAR) も同じシケインで同じようなクラッシュで表彰台を逃してしまった。佐藤(BAR) はミッショントラブルでリタイアしたと思われたが、次戦の予選開始順位を有利にするため、緊急修理で24周遅れで再スタート。残り5周でブレーキトラブルでリタイアするも、次戦予選5番手出走獲得。
バトンのクラッシュで入ったセーフティーカー周回で、ピットストップしたモントーヤ(McLaren) はピットロード出口の信号無視で失格。
シーズンの折り返し地点を迎えて好調だったルノーに綻びが生じ、優位に立ってきたブレーキとタイヤに優しいマクラーレン。出口が未だに遠い BAR に、タイヤにきついウィリアムズ。ブリジストンの復活でフェラーリの復活はなるのか!?
Grand Prix of Canada, Final Classification
1. K. Räikkönen (FIN) / West McLaren Mercedes
2. M. Schmacher (GER) / Scuderia Ferrari Marlboro
3. R. Barrichello (BRA) / Scuderia Ferrari Marlboro
4. F. Massa (BRA) / Sauber Petronas
5. M. Webber (AUS) / BMW Williams F1 Team
6. R. Schmacher (GER) / Panasonic Toyota Racing
7. D. Coulthard (GBR) / Red Bull Racing
8. C. Klien (GBR) / Red Bull Racing