GX WebLog

自動車、モータースポーツ、携帯、デジカメ、Mac等の多趣味人間向けブログ

PARKER SONNET & CLASSIC

Parker1921年に従来の黒一辺倒だった万年筆の世界に、オレンジ色のボディーにアールデコ調のデザインを施した『DUOFOLD ORANGE(デュオフォールド・オレンジ)』を発売した『PARKER(パーカー)社』。現在でもこの『デュオフォールド』シリーズは、パーカーのフラッグシップ・モデルです。

かたや『SONNET(ソネット)』シリーズは、デュオフォールドのようなきらびやかさや趣味性は無いですが、シックでバランスの取れた機能美とファッション性があります。

私の所有しているソネットは胴軸・キャップ・ペン先などがオール・ステンレスのタイプで、現行の『Stainless Steel CT』に当たります。ステンレス特有の重みがありますが、書き心地は大きめのニブと相まって固さと適度なしなりがあります。

Parker_Pensキャップにはパーカーの旧マークとロゴ及びソネットのロゴ、『FRANCE III』が刻印されています。香港で購入したものですが、どうやらフランス工場製のようです。

一方『CLASSIC(クラシック)』も現行品でが、万年筆だけはカタログ落ちしています。就職前に友人から何かのお祝いで頂いたものですが、15年以上使用しているので、私の万年筆としては一番長い付き合いになります。

ニブも小さい F(ファイン)のペン先なので、14K のペン先としては柔らかく、キャップレスの 18K の方が固く感じられます。また、グリップには握り部に溝が切ってあるので、万年筆の持ち方が楽に馴染めまる様になっています。
こちらもキャップにパーカーの旧マークとロゴ、『FRANCE』が刻印されています。

ソネットのほうは固めのペン先のおかげで、転写紙でも書けるので重宝しています。クラシックの方は細字なので、手紙などを書くのに長い間使用していましたが、最近はEメール一辺倒なので、活躍するのはメモ書きぐらいですかね。

ソネット・ステンレススチール CT:仕様>
●ペン先:ステンレススチールクローム仕上げ ●字幅:XF/F/M
●クリップ・リング:ステンレススチールクローム仕上げ
●インキ補給:コンバーター式(吸入器)・スペアインキ両用
●胴・鞘:ステンレススチール ●長さ:携帯時144mm ●太さ:直径 9mm(最大部)
●重さ:26g(キャップをボディエンドに取り付けた状態)