Softbank 705NK

ソフトバンク・モバイルが発売しているNokia N73(Softbank 705NK)は、ドイツCarl Zeiss社とDialog Semiconductor社で開発・製造の320万画素のカメラユニットを搭載した、フィンランドのNOKIA製3G携帯電話です。 同様のCarl Zeissレンズを搭載したモデルには、Tessar 2.9/5.5搭載の200万画素のN90、Vario-Tessar 3.3/4.5-12.4搭載の320万画素のN93、そして最近発売が開始されたTessar 2.8/5.6搭載の500万画素のN95があります。
ホワイトバランスは難アリですが、国産携帯電話より高感度で偽色が多い割に解像感が下がらないのは、CMOSとレンズとのマッチングが程よいということでしょうかね。ですから、後から修正しても塗り絵になりにくいので、ある程度きりっとした画像で出力できるのがなんともうれしい。

オリジナル画像とApple Apertureで取込んで修正した画像を簡単に比較してみました。左がオリジナル、右が修正後です。オリジナルが300dpiなので修正画像も300dpiになおしました。結果的に容量は５倍になってしまいました(汗

基本的にホワイトバランスと階調、コントラスト、明るさを調整しています。

樹皮の解像度を見ると流石です。黒つぶれはしてるようでしてないですが、周辺部の色かぶりはいただけないかなぁと。

これも周辺部で色かぶりしてます。フードが無いのとレンズプロテクタの内面反射ですかね。

逆光は一番条件が悪いです。それでも写っているのですからダイナミックレンジは割と広いんですかね。

室内光(タングステン系)で撮影。被写体が暗い場合は青かぶりしやすいです。

日陰で撮影。これも若干青っぽくなってます。

基本的に、明るすぎるとピンクっぽく、暗すぎると青っぽくなるのはしょうがないですかね。でも、国産携帯電話のカメラ画像と比べると、解像感は抜きんでていると思います。N95の画像も見てみたいです。
Apple Apertureは色要素ごとに色修正ができるので、うまく使えば周辺部の色補正も手軽にできます。Adobe Photoshop Lightroomも持っていますが、Photoshopと操作系が違うのでなんか使いづらいです。