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トロンボーンアンサンブル『The Bone Society』のアルバム『Bonelab』

ベルギーのトロンボーンアンサンブル『The Bone Society』の自主制作アルバム『Bonelab』を聴いてみました。

アンサンブルメンバーの師事していた方々という事もあるでしょうが、バウスフィールド、アレッシ、シュルツ等、ゲスト・ソリストのメンツが豪華。
そして、なかなか面白いのはソリストの使用楽器が皆違うという所。

聴いてみた感じだと、

イアン・バウスフィールド : Getzen 4147IB
マッシモ・ラ・ローサ : Bach A47MLR
シュテファン・シュルツ : THROJA 2 Thayer ? (or  Courtois AC550 Based Berliner model)
ジョセフ・アレッシ : Edwards T396-A
イェーレン・メンテンス : Courtois 420BHR II + Greenhoe ?

こんな感じでしょうか?
まあ、レコーディングの写真が無いので正確では無いとは思いますが。
特に主宰メンバーのメンテンス氏はまだ若くて、日本ではほとんど馴染みの無い『フランクフルト・ムゼウム管弦楽団』所属。
それでもアレッシ氏に師事していたらしいので、トップクラスなのでしょうね。

バウスフィールド氏のCDはいくつか持っていますが、Getzen 4147IBで吹かれているのは初めて聴きました。
確かにOld Connの様な感じはしますが、アレッシホーンの様な力強さがありますね。
ちょっと好みの音色から外れてしまったような。。。

逆にアレッシ氏は、以前の力強いユーフォニアムのような甘ったるい音色から若干変わったような気がしました。
まだ正確な情報はありませんが、ニューヨークフィルでトロンボーンセクションを全てTHEINに変更したとかが影響しているのでしょうか?
それとも今回の演奏はTHEINだったとか?

とにもかくにもこんなにバリエーションの富んだ充実しているアルバムは久しぶりです。
残念なのは、現在CDは売り切れでMP3かiTunesでしか購入できない事でしょうか。

Bonelab : The Bone Society
1. Bonelab - アーティスト: The Bone Society
2. Fluctuations - アーティスト: The Bone Society & Ian Bousfield
3. Niry Fide Xemy - アーティスト: The Bone Society & Massimo La Rosa
4. Concertino for Bass Trombone and Trombone Ensemble- アーティスト: The Bone Society & Stefan Schulz
5. The Tempest Concerto - Strange and Solemn Dances - アーティスト: The Bone Society & Joseph Alessi
6. Cavalleria rusticana: Preludio e Siciliana - アーティスト: The Bone Society & Jeroen Mentens