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SENNHEISER HD555

IMGP0431SENNHEISER(ゼンハイザー)はドイツの音響メーカーで、オープンエアタイプのヘッドフォンを世界で最初に開発した老舗のメーカーです。クリアでいて重厚なサウンドには定評がありますが、ちょっと値段が高いのが玉にキズです。でもヨーロッパやアメリカではそれほどではないので、総輸入販売元次第ということでしょう。

ドイツ出張で長期滞在していた時に、たまたま入った電器店で見かけて購入したのは HD580precision です。

IMGP0427このヘッドフォンは日本国内でも評判が良く、クラシックやジャズ鑑賞には持ってこいですが、残念ながら製造は終了してしまいました。上位機種の HD600 と同じユニットを使用しており、ほとんど外観だけの違いでしょうね。それを考えると HD580precision はコストパフォーマンスに優れるヘッドフォンです。。ただ、PopsやRock等のテンポの速い曲では追従性が悪いようで、そこら辺の安いヘッドフォンと比べればずっといいんですが、もうちょっと良くならないかと。そこで10年ぶりに購入したのがこの HD555 です。
IMGP0430新開発の『Eargonomic Acoustic Refinement(E.A.R)』と呼ばれる人間工学に基づくリフレクタを用いた音響補正を内蔵し、音の粒を殺さずに広がりを増ことに成功しています。クラシックからPops、ホームシアターまでジャンルを選ばないのが特徴のようですが、やっぱりクラシックが最適のようです。でも、HD580 程ではありません。

パッドの抑えは私にはちょっと強いような気がしますが、なじんでくると変わるかもしれません。フィット感は HD580 の方に軍配が上がりますが、HD555 でも長時間装着していても苦にはなりません。また、ケーブルが一本出しでインピーダンスも120オームですので、ポータブルプレーヤーでも問題無いと思います。

で、何故上位機種の HD595 では無いのかというと、、、、お金が無いからです(爆)
ヘッドフォンの購入を検討されている方はヘッドホン ナビを参考にされるといいでしょう。

HD555スペック
形   式  :ダイナミック型
タ イ プ  :オープンエアー
インピーダンス:120Ω
感   度  :103dB
歪   率  :0.2%以下
再生周波数帯域:15〜28,000Hz
ケーブル長  :3m (OFC)
プラグ形状  :3.5/6.3φステレオ
重   量  :約260g

HD580precisionスペック
形   式  :ダイナミック型
タ イ プ  :オープンエアー
インピーダンス:300Ω
感   度  :97dB
歪   率  :0.1%以下
再生周波数帯域:12〜38,000Hz
ケーブル長  :3m (OFC)
プラグ形状  :3.5/6.3φステレオ
重   量  :約260g