Linux ZAURUS SL-C3100 発表
携帯端末 HDD搭載 Linux ザウルスが早くも2代目にバトンタッチされます。
前機種 SL-C3000 との違いは外観と内蔵メモリ及び付属コンテンツ。ただ個人的な感想としては、処理速度とバッテリーの持続時間があまりにも良くない。
Linux ザウルスの2代目に当たる SL-C760 を使っていた私としては、やはり処理速度とバッテリー持続時間に不満がありました。これに HDD が内蔵された SL-C3000 は処理速度は改善されましたが、バッテリーに関しては時代遅れの感がありました。
新機種に対する疑問がいくつかあります。何故 Bluetooth や 無線LAN を内蔵させなかったのか。Linux 上でも
Bluetooth や 無線LAN は稼働させられますし、携帯端末であれば PC との連携は必須です。携帯電話にも国際的には
Bluetooth は内蔵が当たり前になってきているし、日本でも普及の兆しが見えてきています。私の場合も Vodafone 702NK の
Symbian OS と Bluetooth の恩恵には計り知れないものがありますし、Bluetooth での PC
との連携は接続自体を忘れさせるぐらい便利な機能です。最近の PC には IrDA(赤外線通信)
は装備されなくなっていて、既に過去のものとなりつつあるのに、まだ内蔵させているというのは不思議でなりません。
また、価格が約8万円と高額すぎるのも問題です。この金額なら私なら迷わず Let's Note T2 を中古で買います。
コンテンツを付属させるのもいいですが、個人の趣味によっていらないものもあるはずだし、それよりも実売価格を安くして、公衆無線LANなどでコンテンツをダウンロードして活用できるようにした方が、よっぽど有意義でビジネス的にも活用できると思うんですけどね。