GX WebLog

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G'zOne TYPE-R(A5513CA) GREEN FLAG

GZONEなんだかんだで結局機種変してしまいました。影響を受けた原因は Solid Days さんです(笑)

7月22日に発売が開始された『G'zOne TYPE-R』は、『C452CA』以来4年ぶりに復活した5代目の G-SHOCK 携帯です。
IDO、DDIセルラー時代の2000年2月に発売された初代『C303CA』は、主にアウトドア派のユーザーに認められ、マイナーチェンジモデルの『C311CA』ではホワイトボディで女性にアピールしました。初めて G-SHOCK のデザイナーが手がけた『C409CA』では、カシオ初のカラー液晶画面にチタン製のベゼルを装着、専用ストラップベルトを採用し、G-SHOCK 並みの耐防水・衝撃性とデザインとカラーリングで人気を博しました。そのマイナーチェンジモデル『C452CA』は、女性でも気軽に持てる様な『Baby-G』を思わせる丸みを帯びたデザインとカラーリングを採用し、G'zOne で初めてJavaアプリである『ezplus』に対応したモデルでもあります。

しかし、DoCoMo の Nシリーズに代表される折畳みタイプの人気上昇や、最新サービスであった『着メロ』に対応していないなどのデメリットも多く、重量が重く着信音量や感度が悪い G'zOne は発売から二年で姿を消してしまいました。

ITmedia - G-SHOCK携帯が折りたたみ型で復活──「G'zOne TYPE-R」

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今回復活した『G'zOne TYPE-R』は、今まで不可能であろうと思われた折畳みタイプでの耐防水・衝撃性をクリアし、様々な機能を装備しています。ただ、開発の関係で最新の WIN (Cdma2000 x1 EV-Do) には対応しておらず、高速通信やパケット定額サービスは利用できません。ですが、EZ Web のブラウザのスクロール速度やレスポンスの良さは、W21CA よりも格段に出来が良く、最高スペックでは無くとも最良機種であると思います。

GZ_PHONEGZ_MICGZ_BACKGZ_COMPASS受話部には編目による防水処理が施され、EZナビウォークに対応した電子コンパスはメイン画面でも表示できますが、サブディスプレーでアナログ時計を表示させてコンパスに切り替えると、まるで PRO-TREK で表示させているかのようです。また、デジカメ用の LED 照明は、着信インジケータを兼ねており懐中電灯代わりにもなります。
GZ_EARPHONEGZ_CONNECTイヤホンや通信・充電コネクターのカバーパッキンも、『C409CA』よりも格段に良くできているし、何よりサブディスプレーの時計表示はシンプルでいて機能的だと思います。また、サブディスプレーには、不定期にアニメーションが表示されるようで、時計表示の変更により、そのアニメーションも数種類変わるようです。ちなみに、以前送られてきたダイレクトメールに書かれていた物だけでも18種類あります。

G'zOne に初めて搭載されたデジカメは 128万画素で、感度・画像的にも問題無いレベルです。また 3GPP2 の『着うた』にも対応しており、内蔵の固定着音には TYPE-R の名の通りレーシングカーのエキゾーストノートが収録されています。
自作『着うたフル』は着信登録できませんが、取り込むことは出来るようです。ただし、1.5MB の制限があります。また、動画偽装の着うたフルも 1.5MB 制限があるのであまり意味が無いですね。ファイルの転送には、iSync にも対応している Reudo『携帯Sync. for Mac 3』を使いました。

基本的な操作形態は W21CA などと同様の BREW ベースで、最近のカシオの機種を使っていたなら操作方法は同じです。ただ、オートパワーオン・オフが搭載されてないのはちょっと残念です。Vodafone 702NK を持っている私には、W21CA の PCサイトビューアの必要性は無くなったし、そんなに通信もやらないので、けっこう納得して W21CA から機種変できました。