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KENWOOD TM-D710でAPRS

Tmd710_009
今さらながらアマチュア無線パケット通信ネタ。

車載でのAPRS運用は、もっぱら八重洲無線のVX-8Dで行っていたので、長年使用していたKENWOOD TM-V7はオブジェとかしてました。もともと「いつかはTNC繋いでパケット通信をやろう」と思いつつそのままになっていたのですが、VX-8Dでの運用も画面が小さくログも吐き出せないので、TM-V7にも使用できるKENWOOD RC-D710を候補として買い替え検討してました。

ただ、RC-D710を繋ぐ事は可能なのですが、無線機のコントロールはできないので、もともとのパネルも設置しないとダメという事で断念。それならいっその事リグも買い替えてしまおうと、TM-D710を導入しました。

ただし、ここで問題発生。GPSアンテナは自分で用意しないとダメ。(x_x)

Tmd710_010GPSユニットとしてはGARMINの相性がいいそうですが、値段が高い上にシガーソケットが必要。できればすっきり収めたいので、パネルラインから10Vを取って、市販のGPSアンテナを繋ごうと画策。
ところが10Vは常時通電するそうで、バッテリーにもGPSアンテナにもよろしくない。そこで、MIC端子の8Vを使って、三端子レギュレーターで3.3Vを取り出すようにしました。












Tmd710_011GPSアンテナはいろいろ検討の結果、SzPartsの「GPS外部受信ユニット MTK3327 RS232Cレベル 4800bps」に決定。KENWOODのMIC端子はLAN形状なので、延長用のコネクターを分解してその中に三端子レギュレーターや各種ケーブルを内蔵しました。
マイクユニットは車載インカムを使っているので、リグからの電力は使っていません。まあ、50mAぐらいなので、損失分を加味してもおつりがきます。












Tmd710_008GPSの感度は良好。もともと消費電力も放熱も少ないので、車載長時間運用には適しています。
画面も大きく見やすいです。後々のためにボイスユニットVGS-1も付けたので、操作するたびに音声がうるさい(爆)。自動発声も解除できるんですけどね(笑)