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デジカメ画像比較 (PENTAX K-5, Q, K10D, Fujifilm X100, Panasonic LUMIX DMC-GX1)

Cmera デジカメを何台も持っているとそれぞれの癖をつい忘れ気味で、いざ撮った画像に満足がいかない事がよくあります。
自分の頭を整理するつもりで比較検証しました。まあ、備忘録のようなものです(;^_^A アセアセ・・・

使用機種は以下の通り。(機種 (センサータイプ及びサイズ 有効画素数))
Fujifilm X100 (APS-C CMOS 1230万画素)
PENTAX K-5 (APS-C CMOS 1628万画素)
PENTAX K10D (APS-C CCD 1020万画素)
PENTAX Q (1/2.3 CMOS 1240万画素)
Panasonic LUMIX DMC-GX1 (4/3 Live MOS 1600万画素)

基本的に上記機種を使い分けているのですが、センサーサイズも使用レンズも違うので、ある程度合わせ込む事にしました。

<撮影条件>
・ 使用レンズは単焦点、35mm換算で約40mm前後、F値は F=4。
・ ISO 200
・ シャッター速度 1/2000
・ オートホワイトバランス
・ カスタムイメージ(PENTAX)、フィルムシュミレーション(Fuji)、フォトスタイル(Lumix)等の画像処理は、ナチュラルまたは標準
DNRはON
JPEG撮って出し(LightRoomで取り込んではいます)

但し、X100は固定レンズなので35mm換算35mmです。

Fujifilm X100 FUJINON ASPH. LENS SUPER EBC f=23mm F2
Dscf0320_2  元画像(flickr)

PENTAX K10D + smc PENTAX-FA 28mm F2.8 AL
Imgp0754 元画像(flickr)

PENTAX K-5 + smc PENTAX-FA 28mm F2.8 AL
Imgp0279 元画像(flickr)

PENTAX Q + PENTAX-01 STANDARD PRIME 8.5 mm F1.9
Imgp0187  元画像(flickr)

Panasonic LUMIX DMC-GX1 + LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.
P1000004 元画像(flickr)

K10Dはさすがに型落ちということもあり、解像感もいまいちでAWBも緑側に寄っているような感じです。唯一のCCD機という事もありふわっとした写りです。

K-5とQはAWBが似たような傾向です。ピントもシャープで今どきのカメラです。
Qはセンサーサイズの影響でぼけの範囲がかなり狭いです。でも結構な解像力だと思います。普段はこれで十分ですね。

X100はフィルムシュミレーションの影響か、コントラストが強めですね。標準がPROVIAですが、彩度が強めのVelviaの方がナチュラルに見えます。デジカメWatchのテストでも、同じような事が言われていたと思います。

LUMIX DMC-GX1は唯一のマイクロフォーサーズ機。使用しているレンズはいわゆる『パンケーキ』と呼ばれるキットレンズですが、LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.と比べても欠損の無い、むしろ軽くて寄れるGX1やGFシリーズで十分戦力になるベストレンズです。
APS-C機と比べてもとても良い写りだと思いますが、ちょっとマゼンダに寄っているようです。
あと、OLYMPUSの最新機E-PL5と比べると、ダイナミックレンジが狭いのが玉に瑕ですかね。あとEVFが不恰好ですが便利です。Qにもあればなぁと思ったりします。まあ、QにはOVFを付けたりしますけど。