ノイズキャンセリングヘッドフォン SONY MDR-10RNC

今年は海外出張が多く長距離フライトが何よりも苦痛だった｡特に最新鋭のボーイング878-8は機体が小さいせいかうるさくてかなわなかった｡いつもは『SENNHEISER PXC450』を使用しているが、重くて首が疲れるしパッドが大き過ぎてちょっとした動きでずれてしまう｡
もう少し軽くて適度なものが無いか物色していたがなかなか音の好みが合わなくて、BOSEの『QuietConfort 15』でもいいかと思っていたが、パッドが結構もろいそうで耐久性に難があるとのこと｡そこでSONYはどうかと思い『MDR-1RNCMK2』と『MDR-10RNC』と比較した結果、『SENNHEISER PXC450』と同じく単４電池で手軽に運用出来て音質の好みにも合致する『MDR-10RNC』に決定｡

付属品は航空機用プラグアダプター、ストレートケーブルとXPERIA用のリモコン付きケーブル(要専用アプリ)｡
デジタルノイズキャンセリングはAI制御だが、DSPは搭載していないので『MDR-1RNCMK2』と比べるとノイズキャンセルの精度は落ちる｡しかし、『MDR-1RNCMK2』は何か作ったような音と低音増強に違和感があった｡

実際に海外出張で使用したが、『SENNHEISER PXC450』よりも快適で片道11時間をほぼ付けっぱなしで過ごした｡以外と蒸れないし耳も痛くならなかったので、これなら国内でも新幹線なら常用しても良いんではないかと思う｡ケーブルのタッチノイズも殆どなく、通勤でしばらく使用していた『MDR-EX31BN』よりもいいだろう｡まあ、付属のインナーイヤーがXPERIA Z3でノイズキャンセルが直差しで使用出来るメリットがあるので、迷う所ではある（笑）