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モバイルDSDヘッドフォンアンプ iFI nano iDSD その1

Imgp0052 中野サンプラザで行われている春・秋のヘッドフォン祭りや、Phile-webの雑誌等でDSD音源の付録や、Stero SoundのDigiFi(デジファイ)誌の付録になっているUSB-DAC等で、にわかに反響が出てきたハイレゾ音源。
イギリスの老舗ハイエンドオーディオメーカーである『AMR(Abbingdon Music Research)』の新しいブランドである『iFI Audio』。 トゥルーネイティブOCTA-DSD512/PCM768/Double DXDを再生できる、世界で唯一のDAC『micro iDSD』は、入荷即完売するぐらい話題ではありましたが、何せ値段が高い。
『nano iDSD』はそこまでの高スペックでは無いですが、値段の割にはクワッドスピードDSD256(11.2MHz&12.4MHz)まで対応する優れモノ(Mac・iPhoneではDSD128(5.6MHz)のみ)

Imgp0051 iPhone 5以降・iPad 2以降では、iPad Camera Connection KitまたはLightning - USBカメラアダプタが必要になる。
再生にはONKYO『HF Player』が一番便利。AppStoreから無償でダウンロード出来るが、アプリ内課金|1,000円払わないとハイレゾ音源は再生出来ないが、払うだけの価値はあると思う。※使い方はこちらを参照

Imgp0055 ただ、難が無いわけでは無い。ヘッドフォンアンプのボリュームがデジタルになっている影響で、ボリュームステップの場所によって左右の音圧が不安定になるのだ。
いろいろ情報を集めてみると、どうやらボリュームを10時の位置以上に回さないとダメらしい。
比較的インピーダンスの大きい自宅で使用しているSENNHEISERのHD850等では問題無いが、iPhone等のポータブル機器で使用することが前提のヘッドフォンの場合は、インピーダンスが20Ω前後が多いので、かなりうるさい状態になる。
Imgp0056 そこで、あまりオススメでは無いが抵抗を噛ますことでインピーダンスを調整するようにした。結構こうやっている方はいるらしい。私はJVC『CN-M30V』を購入。これで他のヘッドフォンでも楽しめるようになった。



その2につづく。